1.外観とボタンの機能
W-ZERO3esのボタンが下になるよう縦長の方向においてください。
1の1.上面は次のように配置されています。
(1)W-SIMスロット
上面中央に溝があり、溝を向こう側に押して開けます。閉める時は手前側に閉めます。
W-SIMカードを挿入する時は、端子の部分が手前、下になるようにします。カチッという音がしてセットされます。
抜く時はカードを押し込むみ、カチッという音がして抜けます。
W-SIMカードは電話の通話やインターネット接続をするためのカードですので紛失しないよう、ご注意してください。
1の2.左側面の下段は上から次のように配置されています。
(1)USBポート
パソコンとW-ZERO3esを接続するUSBポートがあります。プラスチックのカバーが付いておりますので手前側の溝を向こう側に押して開けます。
USBポートには添付されているパソコンと接続するケーブルを差し込みます。
パソコンとW-ZERO3esを接続するにはCD-ROMからActiveSync(アクティブ・シンク)というプログラムをインストールする必要があります。
1の3.左側面の上段は次のように配置されています。
(1)スピーカー
下のほうの2つ穴がスピーカーです。DTalker Mobileの音声はここから出ています。
1の4.右側面は上から次のように配置されています。
(1)ハンドストラップ取り付け穴
ハンドストラップ用の穴があります。
(2)縦・横表示切替えボタン
画面表示を縦横、交互に切り替えます。キーボードをスライドさせて開くと画面表示は横に切り替わり、閉じると縦に切り替わりますがこのボタンでも切り替えることが出来ます。
DTalker Mobileの動作中は次の機能を割り当てることができます。
①時計機能
時間と電話の状態(電波の強さ、マナーモード、伝言メモ)を音声にて知らせます。読み上げ中に押すと中断します。
②マナーモードのOn/Off機能
電話がかかってきた時のマナモードのオン・オフ設定を行います。
※機能の切り替えは「各種設定」の「その他の設定」で行えます。
また、DTalker Mobileの動作中は、このボタンを長押しするとマナモードと安全運転モードを解除します。音声が出なくなったときは縦・横表示切替えボタンの長押しを試してください。
(3)microSDカードスロット
ハンドストラップ取り付け穴の下にmicroSDカードのスロットがあります。プラスチックのカバーが付いておりますので手前側の溝を向こう側に押して開けます。
カードを挿入する時は、切り欠けが左上になるようにします。カチッという音がしてセットされます。
抜く時はカードを押し込むと、カチッという音がして抜けます。この時にカードが飛び出すことがありますので紛失しないよう、ご注意してください。
(4)ロックスイッチ
下の方にプラスチックの滑り止めが付いたスイッチがあります。
手前側にスライドすると全体のロックになります。全体がロックされると全てのボタン、タッチパネルの操作が無効になります。
向こう側にスライドするとロックが解除されます。
1の5.おもて面は上から次のように配置されています。
(1)受話口
電話がかかってきた時に聞くためのスピーカーです。
(2)ランプ
受話口の左隣に「無線LAN状態ランプ」「電波状態ランプ」「充電ランプ」があります。
(3)タッチパネル・画面
操作を表示する画面でタッチパネルになっています。点字シートを貼り付けて操作します。
DTalker Mobileの動作中は4×4の点字シートの位置が操作用のキーと呼ばれます。
1の6.おもて面、下部のボタンは真ん中に丸いボタンがあり両側に3個ずつボタンが配置されています。
(1)カーソルボタンとアクションボタン
真ん中にある丸いボタンの外側がカーソルボタンで、上下左右の矢印キーに該当します。中心にある丸いボタンがアクションボタンでエンターキーに該当します。外側のカーソルボタンに軽く触れてなぞるとジョグダイアルになります。
(2)スタートボタン
左上にある台形の大きめのボタンで、Windowsのスタートメニューを表示します。
DTalker Mobileの動作中は漢字入力時の変換ボタンになります。
(3)通話ボタン
左中にある正方形のボタンで、電話がかかってきた時に押すと通話ができるようになります。
DTalker Mobileの動作中も有効で、同じ機能になります。
(4)クリア
左下にある台形の大きめのボタンで、文字のクリアを実行します。
DTalker Mobileの動作中も文字のクリアになります。
(5)OKボタン
右上にある台形の大きめのボタンで、アプリケーションのOK動作を実行します。
DTalker Mobileの動作中はメニューの終了機能になります。
(6)終話(電源)ボタン
右中にある正方形のボタンで、電話を切ることが出来ます。電話がかかってきた時に押すと保留になり「ただいま電話に出ることが出来ません。そのままお待ちになるか、しばらくたってからおかけ直しください。」とアナウンスします。
長押しするとPDAの電源をオン・オフすることが出来ます。
DTalker Mobileの動作中も有効で、同じ機能になります。
(7)文字
右下にある台形の大きめのボタンで、普通に押すと文字入力モードの切り替えを実行します。
DTalker Mobileの操作はこのボタンを長押しして開始します。電話を切ったあとも、このボタンを長押ししてDTalker
Mobileを起動します。
普通に押すと文字入力モードの切り替えになります。文字入力モードは次のように切り替わります。
全角のひらがな→全角のカタカナ→半角のカタカナ→全角の英数記号→小文字の全角の英数記号→半角の英数記号→小文字の半角の英数記号→半角の数字
※文字入力モードの切り替えボタンは文字入力中以外に押すとDTalker Mobileが操作不能になることがありますのでご注意ください。
(8)ダイアルキー
おもて面、下部のボタンは真ん中に丸いボタンがあり下側に3×4のダイアルキーが配置されています。ダイアルキーは携帯電話とほぼ同じ配列になっており前述の「文字入力モードの切り替えボタン」で入力される文字が切り替わります。
ここでは3×4のダイアルキーの位置を左上のキーから右に向かって順に1番キー、2番キー、3番キー、2行目を4番キー、5番キー、6番キー、・・・、右下のキーを12番キーと表現します。
例えば、上から3番目、左から2個目は「8番キー」です。
(8の1)入力モードが「全角のひらがな」、「全角のカタカナ」、「半角のカタカナ」の場合
1番キー:あ,い,う,え,お,小文字のぁ,小文字のぃ,小文字のぅ,小文字のぇ,小文字のぉ。
「あいうえお」と、小文字の「あいうえお」が配置されています。
2番キー:か,き,く,け,こ。
「かきくけこ」の文字が配置されています。
3番キー:さ,し,す,せ,そ。
「さしすせそ」の文字が配置されています。
4番キー:た,ち,つ,て,と,小文字のっ。
「たちつてと」と、小文字の「つ」が配置されています。
5番キー:な,に,ぬ,ね,の。
「なにぬねの」の文字が配置されています。
6番キー:は,ひ,ふ,へ,ほ。
「はひふへほ」の文字が配置されています。
7番キー:ま,み,む,め,も。
「まみむめも」の文字が配置されています。
8番キー:や,ゆ,よ,ゃ,ゅ,ょ。
「やゆよ」と、小文字の「やゆよ」が配置されています。
9番キー:ら,り,る,れ,ろ。
「らりるれろ」の文字が配置されています。
10番キー:濁点・半濁点変換
濁点、半濁点を付加します。
11番キー:わ,を,ん,スペース
「わを、うん」の文字と「スペース」が配置されています。
12番キー:長音,点,丸,感嘆符,疑問符,中点
「ー,、,。,!,?,・」が配置されています。
※濁点・半濁点変換は、10番キーで行ないます。例えば「ば」は、「はがきのは」のあと10番キーを押すと「ば」になり、
「バスのば」とアナウンスします。もう一度、10番キーを押すと「ぱ」になり、
「パンのぱ」とアナウンスします。もう一度、
10番キーを押すと「は」に戻ります。
※入力モードが「全角のカタカナ」、「半角のカタカナ」の場合はカタカナで入力されます。
(8の2)入力モードが「全角の英数記号」、「半角の英数記号」の場合
1番キー ピリオド、スラッシュ、アンダー、アット、1
「./_@1」の文字が配置されています。
2番キー A,B,C,a,b,c,2
「A,B,C,a,b,c,2」の文字が配置されています。
3番キー D,E,F,d,e,f,3
「D,E,F,d,e,f,3」の文字が配置されています。
4番キー G,H,I,g,h,i,4
「G,H,I,g,h,i,4」の文字が配置されています。
5番キー J,K,L,j,k,l,5
「J,K,L,j,k,l,5」の文字が配置されています。
6番キー M,N,O,m,n,o,6
「M,N,O,m,n,o,6」の文字が配置されています。
7番キー P,Q,R,S,p,q,r,s,7
「P,Q,R,S,p,q,r,s,7」の文字が配置されています。
8番キー T,U,V,t,u,v,8
「T,U,V,t,u,v,8」の文字が配置されています。
9番キー W,X,Y,w,x,y,z,9
「W,X,Y,w,x,y,z,9」の文字が配置されています。
10番キー 改行
改行が配置されています。
11番キー スペース、ドル、パーセント、プラス、しょうなり、イコール、だいなり、大括弧開き、大括弧閉じ、べき乗、左引用符、中括弧開き、縦線、中括弧閉じ、0
「スペース$%+<=>[]^`{|}0」の文字が配置されています。
12番キー マイナス、カンマ、ピリオド、感嘆符、疑問符、波線、括弧開き、括弧閉じ、右引用符、二重引用符、コロン、セミコロン、円マーク、アンパーサンド
「-,.!?~()'":;\&」の文字が配置されています。
(8の3)入力モードが「小文字の全角の英数記号」、「小文字の半角の英数記号」の場合
1番キー ピリオド、スラッシュ、アンダー、アット、1
「./_@1」の文字が配置されています。
2番キー a,b,c,2
「a,b,c,2」の文字が配置されています。
3番キー d,e,f,3
「d,e,f,3」の文字が配置されています。
4番キー g,h,i,4
「g,h,i,4」の文字が配置されています。
5番キー j,k,l,5
「j,k,l,5」の文字が配置されています。
6番キー m,n,o,6
「m,n,o,6」の文字が配置されています。
7番キー p,q,r,s,7
「p,q,r,s,7」の文字が配置されています。
8番キー t,u,v,8
「t,u,v,8」の文字が配置されています。
9番キー w,x,y,z,9
「w,x,y,z,9」の文字が配置されています。
10番キー 改行
改行が配置されています。
11番キー スペース、ドル、パーセント、プラス、しょうなり、イコール、だいなり、大括弧開き、大括弧閉じ、べき乗、左引用符、中括弧開き、縦線、中括弧閉じ、0
「スペース$%+<=>[]^`{|}0」の文字が配置されています。
12番キー マイナス、カンマ、ピリオド、感嘆符、疑問符、波線、括弧開き、括弧閉じ、右引用符、二重引用符、コロン、セミコロン、円マーク、アンパーサンド
「-,.!?~()'":;\&」の文字が配置されています。
(8の4)入力モードが「半角の数字」の場合
1番キー 1
「1」の文字が配置されています。
2番キー 2
「2」の文字が配置されています。
3番キー 3
「3」の文字が配置されています。
4番キー 4
「4」の文字が配置されています。
5番キー 5
「5」の文字が配置されています。
6番キー 6
「6」の文字が配置されています。
7番キー 7
「7」の文字が配置されています。
8番キー 8
「8」の文字が配置されています。
9番キー 9
「9」の文字が配置されています。
10番キー *
「*」の文字が配置されています。
11番キ 0
「0」の文字が配置されています。
12番キー #
「#」の文字が配置されています。
(9)送話口(マイク)
ダイアルキーの下の小さな穴がマイクです。電話で話すとき、ボイスレコーダーで録音するときに使います。
通話中の声が小さい時や、ボイスレコーダの録音が聞こえない時はマイクの位置を確認してください。
1の7.下面は次のように配置されています。
(1)ACアダプタージャック
下面の下段の左側に充電用のACアダプタージャックがあります。ゴムのカバーが付いておりますので左端を手前側に引いて開けます。
(2)イヤホンマイク端子(平型)
下面の下段の右側にイヤホンマイクを接続する端子があります。ゴムのカバーが付いておりますので右端を手前側に引いて開けます。
(3)卓上ホルダ接続端子
下面の両端に「卓上ホルダ接続端子」が2個あります。別売の卓上ホルダにセットして充電します。
1の8.裏面は上から次のように配置されています。
(1)デジタルカメラレンズ
右上のふくらみの中の長方形のへこみがデジタルカメラのレンズです。
(2)接写スイッチ
デジタルカメラレンズの右にある縦長の小さなスライドスイッチがデジタルカメラの接写スイッチです。上にすると接写モードになります。
(4)裏蓋
デジタルカメラレンズの下にある3個の突起部分を抑えて下にスライドすると裏蓋が外れます。
裏蓋を外した状態で下の左端から2番目の窪みの中にある小さな円形の穴がフルリセットボタンです。付属のスタイラスペンの先でフルリセットボタンを押すことが出来ます。フルリセットは後述のリセットボタンを押しても復帰しない場合に使用します。
裏蓋を戻すには逆の手順で蓋を下から上にスライドしてください。
注意:裏蓋を外すとPDAの電源はオフになります。裏蓋を戻さないとPDAの電源はオンに出来ません。
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2.キーボードの使い方
W-ZERO3esのボタンが下になるよう縦長の方向においてください。本体の下部を右にスライドさせるとキーボードがでてきます。
操作は本体を横長の方向に向けて行います。
(1)キーボードの配列
キーボードの配列はパソコンの配列から数字のキーを除いた4行で、左から次のように配置されています。
1行目 Q W E R T Y U I O P バックスペース
2行目 タブ A S D F G H J K L マイナス OK
3行目 シフト Z X C V B N M 上矢印 シフト
4行目 コントロール 文字 スペース カンマ ピリオド スラッシュ 左矢印 下矢印 右矢印
左下にある大きめのキーが Fn
キーで記号の入力などに使用します。このキーは読み上げません。
右下にある大きめのキーが エンターキーです。
キーボードの枠の外側、左斜め上にある小さな突起がリセットスイッチです。付属のスタイラスペンの先でリセットボタンを押すことが出来ます。リセットは音が出なくなったり、操作が不能になった場合にに使用します。
(2)シフトキーとFnキー
シフトキー、Fnキーは、一度押すと次のキーが押されるまで有効です(押している間も有効です)。
例えば大文字のAを入力する場合、シフトキーを1度押してからAを押すと大文字のAが入力されます。
記号の入力はパソコンと違って Fnキーを使用します。
Fnキーを使った配列は次のとおりです。
1行目 感嘆符 コーテーション シャープ ドル パーセント アンパーサンド 数字の1 数字の2 数字の3 アンダー アット DEL
2行目 エスケープ 音量を大きくするキー アポストロフィー 括弧開き 括弧閉じ アスタリスク 数字の4 数字の5 数字の6 プラス エンマーク 無線LAN
3行目 Caps Lock 音量を小さくするキー べき乗 波線 縦線 数字の7 数字の8 数字の9 未使用 Caps
Lock
4行目 コントロール 漢字の変換 画面の輝度を落とすキー セミコロン コロン 数字の0 未使用 未使用 未使用
4行目のスペースキーの右にあるカンマ、ピリオド、スラッシュは、シフトキーで、小なり(<)、大なり(>)、疑問符(?)、になり、Fnキーで、コロン(:)、セミコロン(;)、数字の0になります。
(3)DTalker Mobileのキーボード操作
DTalker Mobileのメニューはキーボードで操作する事ができます。
上下の矢印キーでメニューのローテーションをさせ、エンターキーで決定します。
メニューは左上から順に数字のキーが割り振られていますので数字キーで直接指定することができます。
例えば、プログラムの呼び出しメニューで2を押すと2番目の予定帳が実行されます。
全てのメニューでエスケープまたはOKを押すと、終了の意味になります(はい、いいえのメニューを除く)。
「はい」、「いいえ」のメニューでは、Y
を押すと「はい」、N
を押すと「いいえ」の意味になります。
(4)キーボード操作の注意点
コントロールキーを使った組み合わせ(コントロール C
など)は内部の制御コードとして使用しているため予期せぬ動作をします。コントロールキーは押さないようご注意ください。
キーボードを開いている時は画面表示が横長になっており、点字シートの位置と画面表示が合っていませんので、パネル操作できません。
音量を大きくするキー、音量を小さくするキーを押すと、音量を調節する画面に切り替わってしまうためDTalker Mobileの操作ができなくなります。この場合はOK(2行目の右端のキー)を押すとDTalker Mobileに戻ります。
音量を小さくするキーを続けて押すと音量が0になりDTalker Mobileの音声が聞こえなくなります。この場合は音量を大きくするキー(Fnキーを押しながら2行目の左から2番目のキー)を押してください。音が聞こえるようになったらOK(2行目の右端のキー)を押すとDTalker Mobileに戻ります。
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3.電話とDTalker Mobileの切り替え
電話機での通話は DTalker Mobile
の制御下にないため次のような操作が必要となります。
(1)DTalker Mobileの電話機能で電話をかけた場合
通話が終わりましたら「終話(電源)」ボタンを押して電話を切ります。「文字」ボタンを長押してDTalker Mobileのプログラム選択メニューを呼び出します。
(2)DTalker Mobileの操作中に電話がかかってきた場合
「通話」ボタンを押して電話にでます。通話が終わりましたら「終話(電源)」ボタンを押して電話を切ります。数秒ほど待ってから「文字」ボタンを長押して操作を続行します。
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4.音が出なくなったとき
音が出なくなったときは次の操作を順番に試してください。
(1)「ロックスイッチ」を向こう側にスライドしてロックを解除してください。ロックスイッチが有効になっていると全てのボタン、タッチパネルの操作が無効になります。
(2)「縦・横表示切替え」ボタンを長押ししてください。電話機のマナーモード、安全運転モードが設定されると音声が出なくなりますが、この操作で解除できます。
(3)キーボードを開いてリセットボタンを押します。1分ほど待ってから「文字」ボタンを長押してDTalker Mobileのプログラム選択メニューを呼び出します。
(4)裏蓋を空けてフルリセットボタンを押します。裏蓋を戻してから「終話(電源)」ボタンを長押して電源をオンにします。1分ほど待ってから「文字」ボタンを長押してDTalker Mobileのプログラム選択メニューを呼び出します。
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5.W-ZERO3es用の設定
W-ZERO3es用の設定を次にまとめました。
(1)キーボード入力
キーボードを使用して文字を入力する場合は文字入力モードを「通常モード」にしてください。「携帯電話モード」ですとキー入力の読み上げがなく使えません。
文字入力の方法を「通常モード」に切り換えるには、「各種設定」の「音及び各種パラメータの設定」、「メモ帳の文字入力方式の設定」で「規定値で入力」にします。
(2)インターネットの接続設定
インターネットの「接続」の「設定」、「接続選択」は「CLUB-AIR-EDGE」を選択してください。
インターネットの接続設定で「ダイアルアップ設定」を行う場合、「モデムの選択」は「W-SIM」を選択してください。
(3)音しるべの設定
位置情報をPHSから取得するための設定は「各種設定」の「GPS/PHSの設定」、「GPS/PHSの切替」、「PHS」にします。引き続き「接続ポートの設定」でコムポートの番号を1に設定します。
(4)音声認識用ボタン・音声録音ボタンの設定
アドバンスド
W-ZERO3esでは未使用のボタンが無いため、使用できません。
(5)OKボタンでメニューを終了させる設定
「各種設定」の「その他の設定」、「OKボタンの設定」でOKボタンを押した時、現在のメニューを終了するように設定できます(W-ZERO3esは設定されています)。
(6)無線LAN
「各種設定」の「接続機器の設定」、「無線LANの設定」で無線LANの有効/無効を設定できます。
「各種設定」の「その他の設定」、「時間と同時に無線LANの状態を読み上げる」で無線LAN状態の読み上げを設定できます。
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6.その他
その他の注意事項をまとめました。
(1)画面の縦横切り替えについて
W-ZERO3esではキーボードの開閉により画面表示が切り替わります。
キーボードを開いた状態では画面表示が横になりタッチパネルの点字シートと合わなくなります。キーボードを開いた状態で画面タッチ操作すると誤動作しますのでご注意ください。
キーボードを開いている時は画面表示が横長になっていることを前提に動作していますが、まれにキーボードの状態と画面表示が合わなくなり誤動作することがあります。この場合はキーボードを2~3回、ゆっくりと開閉してください。
キーボードの開閉を行っても誤動作する場合は、キーボードを閉じてから、「各種設定」の「その他の設定」、「画面のリセット」を実行してください。
(3)W-ZERO3esはバッテリーを長持ちさせるため、1分ほど操作しないと電源が切れます。再開するには「文字」ボタンを長押してください。
(4)W-ZERO3esのタッチパネルは素材が柔らかいため、点字シートの押した位置と別のキーが反応してしまうことがあります。この場合は「キーボード」と「カーソルボタン」、「アクションボタン」で操作してください。
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以上です。